ZTT用語集

別冊「とうみん」で取り上げられてきたZTT用語集のまとめです。

悪魔の辞書より歴史の浅く、アンサイクロペディアはるかに深い辞書。

現在使われなくなっている用語が多数あるのでZTT部員に言っても通じない場合があります。

内容の正確性に関しては保証しかねます。

名称提案

「深迷怪・アマチュア無線用語集 第五版」

この辞書のかつての名称
  • 広辞苑に載るはずもないZTT用語集(四訂版)
  • 知らなくても生きてはゆける用語集
  • 知っててお得っ!! 用語集

ア行

アカデミー【あかでみー】

KONMAIもといKONAMIが提供するアーケードクイズゲーム、「クイズマジックアカデミー(Quiz Magic Academy)」のこと。「マジアカ」「クマ」と呼ぶ人もいる。とあるメンバーが去年の春頃にはまり始め徐々に他のメンバーを洗脳。その結果、一部のメンバーは、毎週のミーティング後の晩ごはんを終えると自然に「QMA?」を送出するようになった。

// こともしばしば発生。

アクエリアス【あくえりあす】

無線機を止めるには、コレ一本で十分。リグの強制停止飲料。あなたもサントリーオールドに注いでみませんか。

天の川【あまのがわ】

二学と三学の間を流れる川。この名称は、男子学生(三学)と女子学生(二学)を隔てていることに因む。ちなみに、7月7日は筑波大学は夏休みです。

アンテナ【あんてな】
  1. 電波法的に言うと「空中線」。送信電力を空中に放出したり、また電波を受信するための装置。八木アンテナ、ダイポールアンテナ、グランドプレーン(GP)アンテナなどの種類がある。
  2. 毒電波の送信基地。筑波周辺にも存在し、その中でも最大のものは大学の傍にある国土○理院の大型パラボラアンテナである。F棟屋上からアンテナの向きを見れば現在電波が送信されているかは一目瞭然なので、作業では常にアンテナの向きを監視し、もし送信中のようなら各種対策を施さなければならない。具体的には、白衣を着る、軍手を真っ白な新品にする、白い帽子を被るなどである。

同義語「ゆんゆん」

アンドゥーイング【あんどぅーいんぐ】

いつでも、どこでも、何が起こっても、寝ること

1アマ【いちあま】

神、いわゆる、ゴッド。

3か月の筑波山籠り、毎日4時間以下の睡眠、5回の受験、一日6本のチューハイの修行を経た者だけが勝ち取れる、アマチュア無線界最強の称号。1アマの言うことは絶対で、部長ですら逆らうことは出来ない。ちなみに、某ZL○では「無線の免許を持っている」と言えば「1アマ or 総合無線通信士を持っている」ことを指すらしい。

一般人【いっぱんじん】

某有名電気街系の嗜好や趣味に対して理解を示さない、もしくは一切興味を持たない人間を指す。「非ヲタ」即ち「ヲタクに非ざる者」と表されることもある。ただ、それでは情趣に欠ける為「一般人」を使用する場面が多い。

用例:「――にはわからない」

類義語:「普通の人」「非ヲタ」

対義語:「ヲタク」

注意:国語的な意味とは異なる。

逸般人【いっぱんじん】

「一般人」から逸脱した人物のこと。つまりヲタク。定義より、無線部部員は凡そ逸般人であると言える。

ウォッカ【うぉっか】

ZTTでは買っても飲んでも、まして水のようにしてはいけないもの。どこで区切るかは貴方次第。

うにほーむ【うにほーむ】

“U”のフォネティックコードは「ユニフォーム」のはずだ。マネしてはいけない。

エレメント【えれめんと】

八木アンテナにたくさん取り付けられている金属棒のこと。ここから電波を出したり受けたりする。テレビのアンテナを見たことがある人ならばピンと来るのではないだろうか。ブームを担ぎ、八木のエレメントを同一平面上に合わせる光景は作業の風物詩である。ちなみに、GP(グランドプレーン)アンテナの根元にくっついてる金属棒(ラジアルリード)はエレメントでは”ない”のでお間違えのなきよう。

お~でるでる……【おーでるでる】

このようにいいながら、リグ、リニアの調整をします。ダミーロードやフィルタを燃やさないように注意しましょうね。

おっとっと【おっとっと】

ZTTの別称(蔑称?)。Zを乙に、Tをそのまま読めば良い。

オペレータ【おぺれーた】

通信をしている人のこと。これに由来して、通信をすることを「オペする」と言ったりもする。ZTTには現状十分な人数がいるので、深夜~早朝の人が少ない時間帯以外は、補佐のオペレータ(サブオペ)がついたりする。自分よりサブオペの方が優秀だったりすると泣けてくる。がんばりましょう。

おや?【おや】

このように言いながら無線機の調整を行う。語尾を上げて発音することが重要。

音楽サービス【おんがくさーびす】

とても楽しい音楽が自分の送信している周波数から聞こえてくること。主にコンテスト時に流されることが多く、それを聞きながらオペするぐらいの余裕が必要である。

カ行

カーニバルビュッフェ【かーにばるびゅっふぇ】

かつて土浦にあった洋食バイキング。セルフサービスでクレープが焼ける。ある部員曰く「メタボファクトリー」。

開花宣言【かいかせんげん】

Nコネクタは接続部でのロスを抑えるために、オスのピンをメスのジャックが包み込むようになっている。ところがこのジャックが曲者で、接続部に変な力を加えたり、或いは普通に使っていても勝手に開いていってしまうのである。こうなると接続部の抵抗が増大し、SWRが上昇し、使い物にならなくなってしまう(修復可能だが……)。このような状態になったコネクタは「開花宣言」していると言う。

カラオケ【からおけ】

筑波で遊べる場所と言えばゲーセンかカラオケくらいしかない。ゲーセンには足がないと行けないので、カラオケに行く人が多い……というのはZTTも同じである。コンテストがないオフシーズンには頻繁にカラオケツアーが開催されるのだが、そこで、コンテストで培った声量、滑舌、体力、気力、その他諸々が活きてくるのである。オフシーズンでも鍛練を欠かさない。それがZTTの強さの秘訣と言えるだろう。

関東大学間新歓MT【かんとう だいがくかん しんかん みーてぃんぐ】

関東の大学で年に一度行われる、東日本最大の%%極道%%無線部懇親会の名称。これに対抗し、関西では瀬戸内大学間新歓MTが行われているとかいないとか。

カントリー・ロード【かんとりー・ろーど】

「国道」の英訳。きっとあなたの実家まで続いてる(はず)。

還暦【かんれき】

コールサインの再割り当てにより、自分のコールサインが一世代前になってしまうことをさす。現在1エリアと3エリアにみられる。2エリアはまもなくと思われる。また、9エリアには50年たっても起こりえないだろう。

kW【きろわっと】

1kW = 1000W

余程特殊な目的(EME:Earth-Moon-Earth;月面反射通信など)がない限り、アマチュア局に1kW超の出力は許可されないため、kWはアマチュア無線的には出力の上限とされる。

kWは1アマのみに許された特権であり、部員の憧れの的になっている。

……が、kWを扱う者には、漏れなくコンテストでのCW修行が待っている。

空中戦電力【くうちゅうせんでんりょく】

コンテストを闘い抜くために必要なエナジー。

誤変換と思われがちだが、れっきとしたアマチュア無線専門用語である。

無数の電波が飛び交う空中戦(コンテスト)には、パイロットの技量(オペの技術)、優れたアビオニクス(リグ、アンテナなどの設備)、強力なエンジン(空中戦電力)が必要になるのだ。

クリエイティブ・デザイン【くりえいてぃぶ でざいん】

アマチュア無線用アンテナや屋上タワーなどを作っている会社。

ZTTもよく使っているが、加工精度が低く、材料をシバかないと組みあがらないなどで人気沸騰。ついにCQ(クリエイト・クオリティ)などという謎用語が生まれるまでになった。

クルマ【くるま】

もともとクルマの多い筑波だが、理系学生の多いZTTでは、クルマの保有率はそれにもまして高い。各種取り揃えてあなたのご乗車をお待ちしております。……なんていう時代もあった。今やZTTの欲しくても手の出せないものNo.1。某YLは「クルマかってよ~」という迷セリフを宣った。言われた男は車を買ったが、如何なる心理が働いたかは不明である。

経年劣化【けいねんれっか】

整備をサボって機械の内部に埃がたまり、回路がイカれていくこと。火を入れた瞬間お亡くなりになる。高電力機器では特に注意をようする。

健康診断【けんこうしんだん】

年に一度、学生の体調をチェックする行事。さぼらずに受診しよう。

健康診断はダイエットコンテストではありません。また、自分の肝臓の処理能力を調べるべく、前日の夜に日本酒を一升空けてから臨む行事でもありません。

5アマ【ごあま】

免許を持ってない人にZTTが贈る称号。4アマに不合格になる、または3アマ試験に3回以上寝坊するなど、称号を得るための条件は厳しい。

59福岡【ごーきゅーふくおか】

福岡の県ナンバーは40。59と合わせて5940となるが、これは三学警備員室の内線番号である。

作業を始める時、作業を終えた時は警備員さんに鍵を開け閉めしてもらわなければならないので、この番号にTelするのだ。

ケータイから掛ける場合は、プリフィックス029-853-をつける。

ココス【ここす】

みんな知ってるファミレス。西ココスは、桜も開発されていないその昔、筑波近辺唯一のファミレスだった。

筑波には何故かココスが多く、北から桜、春日、東大通り、西大通り店が存在する。但し、ZTTで行くのは大抵桜ココスである。

古文書【こもんじょ】

「とうみん」の別称。一部のフリークが熱心に読み、失われた知識(ロストテクノロジー)・経験を発掘する。2008年現在、78章まである。

これが今回開発した○○【これがこんかいかいはつしたなんとか】

誰かがとても困っている時、このようにつぶやきながら秘密兵器を取り出す。

用例:「(針金を持って)これが今回開発したファイバースコープ……」

コンテスト【こんてすと】

電波によるバトルロイヤル。競争相手を如何に圧倒して、得点を稼ぐかがその真髄である。コンテスター達は、コンテスト中は眠くならないし、腹も減らず、トイレにもいきたくなくなる。ダイエットには最適といえよう。

幅寄せ、割り込みなどなど、高等技術を駆使して得点を稼ぐ。全市全郡では二連覇を成し遂げたこともある。バランを燃やさないように注意!!!

コンテストナンバー【こんてすとなんばー】

コンテストで交信するときは、お互いに「通信の状態」「地域」「送信出力」を示すコード(都府県支庁コード)を交換する必要がある。例えば「明瞭な状態で(59)」「茨城県(14)から」「50Wで送信(M)」していた場合、「5914M(ごーきゅーひとよん まいく)」となる。

全市全郡コンテストでは、その名の通り「県」だけでなく「市町村・区」まで区別するので、コンテストナンバーも長くなる。茨城県つくば市は1420なので、先ほどの例なら「591420M」となる。長いので自分がオペする時は聞き落としがないように注意。

コンバージョン【こんばーじょん】

アルコールを大量に消化器官に入力すると、○○として出力される場合がある。これを「変換(コンバージョン)」という。この点で人間も高次の動的システムとみなせる。

酒の席でよく発生する現象で、トイレに真っ青な顔をして駆け込む人を見て、我々は、酒⇒○○の変換(コンバージョン)を認識するのである。居酒屋クラスでは高く、ハイソな店では低い。

サ行

作業【さぎょう】

ZTTの基本概念。活動のすべてはここに収束する。ZTT標準時という独自の時間で集合する。部員の為す事象の多くは、この二文字に帰着できる。

コンテスト直前のハードな作業をこなした部員が、互いに「生きてる人、いますか?」と声をかけあうことによって連帯を確認するという伝統がZTTには存在する。

猿島流し【さしま ながし】

文サ連の研修で「猿島少年の家」なる鑑別所に送られること。日程を決める方法が、OB懇親会と同じ為、不幸にして猿島に流される人は世にもユニークなOB達と触れ合うことができなくなる。

The REAL【ざ・りある】

公称66億人の同時接続数を誇る、名実共に世界最大のMMORPG。現実と見間違うほどの超美麗な3Dグラフィックス、痛みなどの感覚までがフィードバックされる先進のユーザーインターフェイス、経済活動を始めとした多種多様なゲームシステム、数千に及ぶ職業(ジョブ)などが特長。参加に必要な資格などは特に存在せず、生まれると同時に全ての人間にアカウントが付与される。基本利用料金は無料だが、経済活動を行うにはゲーム内の通貨が別途必要になる。主なクエストに「卒業に必要な単位を修得せよ」などがある。チートをすると運営にアカウントを削除されることがあるので注意しよう。

三学F棟【さんがく えふとう】

筑波大学連峰の一つ。コンテストではいつもお世話になる。最近完成した総合研究棟Bに筑波大学最高峰の座を譲り渡した。周囲には電波を遮る物が殆どないため、ここの屋上からは非常に電波が飛びやすい。これはZTTの大きなアドバンテージなのだが、一方で、某匿名巨大掲示板などでオーバーパワー扱いされてしまうという罠もある。「フリーフォール」と同じ高さといわれ、コンテストでこけた人には、ここから無線(わいやれす)バンジージャンプが待っている。F棟は「霊峰」の名に相応しく、自殺の名所でもある。ここに呼ばれてしまうように感じてしまうあなたは、人生に疲れたのかな?夜は本当にとても怖く、ZTT現顧問はここで妙な写真を撮ってしまった経験を持つ。

ザンジバル・トーキョー・トーキョー【ざんじばる とーきょーとーきょ】

ZTTの別名。東京東京言ってるのにエリアナンバーが14なせいでいらぬ誤解を招く。

三学F塔【さんがく えふとう】
  1. 現代版「ピサの斜塔」。ちなみにF塔の周囲のタイルの色は、他より赤いとか…?
  2. 全市全郡コンテストなどのコンテストで絶大な威力を発揮する建物?
シャットダウン【しゃっとだうん】
  1. 計算機の電源を落とすこと。
  2. 飲み会などでいつの間にか寝てしまうこと。寝落ち。健康のため、毎日定時のシャットダウン&メンテナンスを心がけよう。
修行【しゅぎょう】
  1. 筑波山に籠ること(->1アマ)。また、必死で勉強したり、前人未踏のハードスケジュールをこなすこと。
  2. 屋上に取り残されること。よく忘れられるものに軍手、ラチェなどがあるが、忘れられた者(修行僧と呼ぶ)の末路は悲惨である。
15単位【じゅうごたんい】

除籍ギリギリのライン。普通にやっていれば恐れることは無いのだが、なぜかこの言葉が身近に感じる人が意外と多い。某誰かさんがこの危機に直面し……。

消火器【しょうかき】

ノーコメント。

古文書によると、その昔ZTT部室周辺の消火器が経年劣化で誤作動。消化剤をぶちまけ部員に犠牲者を出した。それ以来、しばらくZTTメンバーは消火器を恐れたとか。劣化ではなく、悪戯との疑惑も。

除籍【じょせき】

大学から存在を消されること。退学との違いは、学籍が「なかったこと」にされるかどうかである。15単位による除籍処分は、実際はとある裏技を使うと回避できるのだが、その技を使った学生の学生証は、一般の学生と一目で区別できるようになっているという噂がある。

新歓【しんかん】

ZTTが新歓祭で「人を引き付ける電波を出している」というのは、根も葉もない噂です。

スケルチ【すけるち】
  1. ある一定以下のレベルの音を消してしまうリグの機能。混信が酷い時に最も明瞭な音を選択して聞こうとするときに使う。が、入れっぱなしだと「何故か聞こえない」なんてことにもなるので、余程酷い時以外は切っておくのが普通。
  2. ある一定以下のレベルの発言・存在をなかったことにしてしまう人間の能力。どうでもいいことや下らないこと、聞いた後で「聞かない方が良かった」と思ってしまったことを脳内から瞬時に消去することで、会話や人間関係を円滑にする効果がある。

が、入れっぱなしだと「人の話を聞いていない」なんてことにもなるので、場面に応じて動的に適用するのが普通。

スプリングワッシャー【すぷりんぐわっしゃー】

自在にEスポを発生させることができる、人類史上最強の必殺技。ライトニングボルトの前提スキルである。屋上作業の時に地上に向かって展開すると、あまりの威力のため人を呼ばれてしまうという諸刃の剣でもある。注意しよう。

全部田んぼ田んぼ【ぜんぶ たんぼ たんぼ】

ZTTのフォネティックコード。その違法スレスレの強力な電波により、雑音の多い3.5MHz, 7MHzですら整地され田んぼのように音が平らになることから名づけられたとか。

ぞうさん【ぞうさん】

ある年の新歓イメージキャラクタになった動物だが、1アマを取ると「ゾウ使い」になれる。今年から「くまさん」もお目見えしていっそうZTTが動物園になりつつある。くま、ぞう、やまあらし、はりねずみ、かに……など、がいるわけである。

雙峰祭【そうほうさい】

学園祭。日程を決める方法が全市全郡と同じなため毎年かぶってしまうことは、新入生には口が裂けてもいえない。

タ行

ダイエット【だいえっと】

終わりなどはないが、終わらせることは出来るもの。コンテスト時の食料供給無計画からしばしば発生する。

同義語「もう…ゴールしてもいいよね?」

ダミーロード【だみーろーど】

SWRを測ったり、リグの試験をする時に使う器具。

試験中の電波を空中に放出しないように、アンテナの代わりに擬似的かつ理想的な負荷として用いる。

kWをぶち込むと燃えるので注意!

タワー【たわー】
  1. アンテナを据え付けるスチールまたはアルミ製の塔で、常設と仮設がある。常に屋上に立っているのが常設で、コンテストの際に臨時に設置されるのが仮設。
  2. 爆弾の名称?
超電導体【ちょうでんどうたい】

なんにもしないで単位がもらえる講義のこと。つまり(抵抗)=0ってわけだ。

つくば号【つくばごう】

筑波と東京駅八重洲口を結ぶ乗り物。拘束バスとも呼ばれ、「世界一長い動く駐車場」こと首都高速ではただの箱と化すことが多く、このルーズさに泣かされた者も多い。JRのバスと関鉄のバスがあるが、関鉄のバスの運転手さんの運転は、実にワイルドで楽しみがいがある。時々、石を飛ばすこともあるらしい。TX開通以前は筑波と東京を直接結ぶ唯一の公共交通手段だった。

テトリス【てとりす】

共産圏が送り出した、資本主義社会の生産性を低下させる目的を持つ細菌兵器。古文書によれば、かつてZTTで集団感染が起きたとされる。

天国に一番近い場所【てんごくにいちばんちかいばしょ】

同義語:三学F棟

実際、(検閲削除)多い。

電ドラ【でんどら】
  1. 電工ドラムのこと。ドラムにぐるぐると巻いてある延長コード。
  2. ライターの一種。使い方は簡単で、コードをドラムに巻きつけたままオーバーロードをかますだけである。
電波【でんぱ】
  1. ZTTだけでなく、現代社会がすごくお世話になっているもの。これに乗せて音声を始めとする情報を遠隔地に伝送することができる。……のだが、厳密に定義するのはきっとすごく難しい。
  2. 毒電波の略称。毒電波は人類、特に大学生に対して多大な影響を及ぼすのだが、○IAの世論操作により公表は控えられているとか。しかしその影響は日々顕在化しており、ZTTで報告されている事例だけでも「朝起きられなくなり自主休講が増える」「ハ○ヒのDVDを、勢い余って限定版と通常版両方揃えてしまう」「相関係数が±1.0を突破する(->闘計)」「気がついたらカラオケにいる」「エタノールがないと生きていけなくなる」「自転車で50km/hが出せるようになる」などがある。

用例:「電波物理学者」

電波伝搬実験【でんぱでんぱんじっけん】

「作業」の正式名称。屋上使用許可申請の際に用いる。

使用許可の申請を忘れると作業が出来なくなるので、申請担当の責任は重大である。

闘計【とうけい】

統計学のこと。楽勝だと思ってさぼっていたら、いつの間にか意味不明になっている科目の代名詞。

さぼったツケはレポートに於ける修行として出てきてしまうのである。

登校【とうこう】

「アカデミー」に赴くこと。「アカデミー」では、通貨の単位は「クレジット」(1クレ==100)である。

同軸ケーブル【どうじくけーぶる】

アマチュア無線で「ケーブル」と言えばこれのこと。電子工作に使うようなリード線だと、配線から電波がどんどん漏れ出して行ってしまうので、きちんとシールドされた「同軸ケーブル」を用いる。

終端での反射を防ぐ(->VSWR)ため、通す電波の波長によって長さが決まっている。

接続には専用のコネクタを用いる。これにはMコネクタとNコネクタがあるが、Nコネクタの方が接続部での損失が少ないため、より高周波の配線に使われる。

冬眠【とうみん】

「とうみん」とも。活動場所3A501の雑記帳。一説には、冬の間は活動が「冬眠」してしまって、部員間の連絡がままならないので、雑記帳が設置されはじめたのがこの名の由来であるらしい。現在78冊ものノートが消費されているが、新入部員はこの全てを読むのが義務となっており、古文書として研究するものもいる。一読の価値あり。

「ZTTの歴史にミッシングリンクが存在する」という新事実は、昨年、「冬眠」研究の第一人者であるM氏によって発見・発表された。

共食い【ともぐい】

特定の部員が、作業の際に「かつ大」の弁当を食すこと。

トンネル効果【とんねるこうか】

夢の物理現象。トンネル効果があれば、自在に密室を作り出すことができ、完全犯罪が実現できる。また、1車線で自動車が双方向通れるようになったり、交差点で一時停止する必要がなくなる。このため交通事故は原理的に起こらなくなり、しかも、発生に必要なのは「運」だけというコストパフォーマンスが最大の魅力。ZTT量子力学研究会では、このトンネル効果の無限の可能性を研究中である。

ナ行

にっぱち【にっぱち】

アマチュアバンドの一つである28MHz帯及び関連設備のこと。2007年に起きた「事件」以後、呪われたバンドとして扱われるようになる。部員曰く「にっぱちのタワーを立てる作業の日には、必ず雨や雪が降る」「深夜、F塔の屋上にひとりでに立っているのを見た」など。

ところが2008年初頭のある日、このジンクスを打ち破って遂に28が屋上に降り立った。

入院【にゅういん】

病院に入ることではなく、大学院に進学すること。ただし、院に合格してから性格が激変してしまう人が多く、似たようなものだという話もある。

寝袋【ねぶくろ】

Campなどで使われる寝具の一つ。わが部ではコンテスト時に用いられる。かつてアタマから入ることを得意技とする人がいた。

2400MHz【にせんよんひゃく めがへるつ】

アマチュア無線に許可されている周波数帯のひとつ。最近徐々に運用を行う人が増えている。このぐらいの電波になるとほとんど電子レンジで、この周波数のアンテナの前面に立つのは、メッコールの一気飲みよりもはるかに勇気が必要である。

ハ行

パーパー【ぱーぱー】

天久保1丁目にあるカラオケボックスParty&Partyのこと。一時間無料券が重宝する。

パイル【ぱいる】

アマチュア無線でやるようなSSBやFM、CWは原始的なアナログ通信であり、特定の通信相手との交信を実現したり、混信を回避するような通信方式(Spread Spectrum:スペクトラム拡散など)は用いられない。従って、一回の呼び出しに対して複数の相手局が同時に応答すると、通信がダブって聞き取りづらくなってしまうことが多々ある。CWにおけるこの現象をパイルと呼び、コンテスト参加者の間で恐れられている。が、パイルをうまくさばければ得点はウナギ登りであるため、これをいかに上手くさばくか、さばける人(ネ申)がどれだけいるかが勝負の決め手となる。「Pile Mania」という練習ソフトが存在するので、パソコンで体験することもできるぞ。

ハムフェア【はむふぇあ】

毎年8月に「聖地」こと東京ビッグサイトで開催される日本最大のアマチュア無線の祭典。無線に携わる人々がそれぞれブースを構え、不要な物を売ったり研究成果を発表したりしている。要するにコミケのハムバージョンだが、ジャンク品の処分が多いので、親しみを込めて「ゴミケ」と呼ばれることもある。夏と言えば「イベント」だが、年々規模が縮小するハムフェアを横目に、2007年は同日に「COMITIA」と「COMIC CITY」が同時開催されていた。ZTTの一部部員が愛と希望を求めて戦場に赴いたのは想像に難くない。

// ”'(COMITIAのほうがメインです! by 某)”’

バラン【ばらん】

給電線(不平衡回路)とアンテナ(平衡回路)の接続部分にくっつける器具。ブームに取り付ける。

自作可能なので、ハムフェアで売っている人もいる。

バンパス【ばんぱす】

Band Pass Filter。断じて紙おむつのことではない。リグからの送信出力には目的の周波数だけでなく、高調波などの不要な成分も含まれている。これを放置すると電波障害(TVI:テレビへの障害, BCI:ラジオへの障害など)の原因になるので、取り除かなければならない。そこで、特定の周波数帯域のみを通過させる「バンドパスフィルタ」と呼ばれるものを接続するのである。但し、バンパスは許容入力電力が決まっており、これを超える出力を入力すると燃えてお亡くなりになってしまう。従って、リニアの後ろなどには絶対に繋いではいけない!

日が昇る【ひがのぼる】

警備員さん(ライジングサン)が、F棟屋上の鍵を開けに、1階から12階までエレベーターで上ってくること。同じように、鍵を閉めてもらうことを「日が沈む」と呼ぶ。

ピスタチオナッツ【ぴすたちおなっつ】

イランが原産である、緑色の豆。硬い殻に入っている。栄養価が高くあらゆる酒にあう上、笑いも取れるためにコンパの必需品となっていた。なお、殻ごと食べても美味しいとか……。

ビッグ丼【びっぐどん】

RanRanで出てくる、洗面器に盛られた食物を、スコップで食べるという、究極のメニュー。類似語:ジャンボソース焼きソバ・大盛り(珍来)、ピラフ大盛り(クラレット)

ブーム【ぶーむ】

八木アンテナでエレメントを取り付ける金属棒。これを更にマストに取り付けて設置する。

ブームが横棒、マストが縦棒と覚えればいい。

フォネティックコード【ふぉねてぃっくこーど】

JR1ZTTを「じぇい あーる わん ぜっと てぃー てぃー」とそのまま発音したのでは、電波状態が悪いと聞きとれなくなるかもしれない。そこで、各アルファベットを冗長化し、「じゅりえっと(J) れいでぃお(R) わん(1) ずる(Z) たんご(T) たんご(T)」などと言ったりするわけである。これを「フォネティックコード」と呼ぶ。同じ文字には2種類以上の呼び方があって、JR1ZTTなら「じゃぱん(J) ろめお(R) わん(1) ざんじばる(Z) とーきょー(T) とーきょー(T)」と呼んだりもできる。CWが出来ない人はPhoneをやるわけだが、これにはフォネティックが必須知識となる。そのためZTT部員は、日常的にこのフォネティックを使って会話することで訓練を積んでいる。例えば「ねーえー。OSインスコするからプロダクトキー読んでよー」「おk。しえら(S) びくたー(V) ないん(9) けべっく(Q) いたりー(I)……」の如きである。「9」と「Q」が区別できるので意外と使えたりする。

ぷち【ぷち】

直流安定化電源装置のこと。

リグは大抵13.8V DCで動作するが、送信出力には大電流を必要とするため、自前の内蔵電源を持っていないことが殆どである。

これらのリグに電源を供給するのが、この電源装置である。

名前の由来は……部員に聞いてください。

フラグ【ふらぐ】
  1. 何かが起きるきっかけ。例を挙げると、「珍しく朝起きた」ことは「その日雨が降る」ことのフラグであり、「珍しく作業が順調に進んだ」ことは「その日雹(ひょう)が降る」ことのフラグである。
  2. 二人以上の人間の間柄に於いて、重要な役割を果たしうる言動。店に置き忘れた帽子を拾って来てくれたら、それはフラグと言える。最大の問題は、誤解が多いこと。
プリフィックス【ぷりふぃっくす】

コールサインの先頭3文字のこと。ZTTなら「JR1」。同様に後ろ3又は2文字のことを「サフィックス」と呼ぶ。コールサインの後ろだけが上手く聞き取れなかった時「すみません。サフィックスをもう一度お願いします」と言ったりする。これはコンテストのテクニックの一つだが、コールサインに関して言えば、「聞きとれた部分だけでも呼んであげる」のも効果がある。例えば「JA3○○X」までは聞きとれたなら「じゅえりっと あるふぁ すりー さむしんぐ さむしんぐ えっくすれい さん。サフィックスをもう一度お願いします」と言う、など。

別冊とうみん【べっさつ とうみん】

ZTTの新勧パンフレット。アマチュア無線は奥が深く、一言では説明し難いからと発行されたはずであるが、いつの間にか内輪ネタで盛り上がる部員たちの自己満足で書く冊子へと進化。固いことを書いても読んで意味不明、内輪ネタ過ぎて意味不明などなど、様々な問題を抱え長期休刊していたが、数年ぶりに発行が決定した。ZTTのカオスな雰囲気だけは良く伝わる冊子だといえよう。

/【ぽーたぶる】

移動運用の場合、コールサインの後に「/(移動エリア)」を付加して送信する。この「/(スラッシュ)」を「ポータブル」と発音するのである。例えばZTTが筑波山で運用していたら「JR1ZTT/1」(ぽーたぶる・わん)になるといった具合。この場合、ログには「JR1ZTT/1」のようにそのまま書いておけばいい。たまーに、ポータブルのくせにポータブル以降を言わない局があって、非常に紛らわしい。ポータブル落ちかどうかを見分ける手段として「エリアコードとコンテストナンバーの県若しくは市郡ナンバーが一致しているかどうか」というものがあるので、もし気づいたら聞き返してみるといいかも。

ホワイトノイズ【ほわいとのいず】

かつてZTTが「別冊とうみん」の代わりに発行した新歓用(?)同人誌。内容の自由度は冬眠の比ではないが、不評につき廃刊。

マ行

まるク【まるく】

軽食喫茶とは名ばかりの「クラレット」のこと。ここにつれてこられたら出されたものは全部食べなければならない。お勧めのメニューはピラフ大盛り。

丸太【まるた】

コンテスト中によく見られる人間かもしれないものの総称。マグロともいう。長時間丸太になっていると、物を落とされそうになるので、それなりの覚悟が必要である。

同義語:死体

マルチンルター【まるちんるたー】

宗教改革の先鞭者のことではなく、「珍来」のことである。オススメのメニューはジャンボソース焼きそば。

宮【みや】

ステーキ宮のこと。ランチ以外は高すぎて学生には縁のない世界である。

メタボルフォーゼ【めたぼるふぉーぜ】

変態して太ること。

決して「太っている変態」ではない。

モーニングコール【もーにんぐこーる】

作業日の朝に59福岡にTelすること。最近は電話ではだめで、部員が警備員室に行かなければならなくなった。

桃弁【ももべん】

コンテストのたびにお世話になるお弁当屋。唐揚げが人気。おふ弁と双璧を成す。

ヤ行

ヤンデレ【やんでれ】

長時間雨ざらしにしてサビて融合しまったボルトとナットのこと。その中でも特にラチェを破壊する勢いで強固に融合したもの。

// 「貴方(らちぇ)ヲ殺シテ私モ死ヌ!」

ツンデレとの違いは、作業時にラチェがお亡くなりになるかどうか、である。

ラ行

ライサン【らいさん】

大学を守る警備会社「ライジングサン」の略。普段から挨拶をして仲良くなろう。

ラジオライス【らじおらいす】

研がずに炊ける、簡単便利な無洗米のこと。

一人暮らしの必需品。

ラチェ【らちぇ】
  1. 工具の名称。ラチェットの略。ボルトを締め付けるのに使われる。
  2. 砲弾の名称。主にタワーの上から人力によって投下される、AP(徹甲弾)の一種。
ランラン(RanRan)【らんらん】

三大重食のひとつ。洗面器に盛られた「ビッグ丼」なる料理がある店。かつては三大重食の中では最も完食ハードルの低い店だったらしい。

リグ【りぐ】

無線機(トランシーバ)のこと。アマチュア無線関連機器的にはアンテナに次いで目立つ存在。バンドや送信出力ごとに様々な種類があり、使い分ける必要がある。より明瞭・安定した交信のために実に様々な機能が搭載されており、全てを使いこなすには相応の知識と経験が必要となる。この点、ZTTには万全のサポート体制が整っているので、初心者でも安心だ。ちなみにZTTには、某超有名アニメスタジオの関係者がリグの取材に来たこともある。

リゲイン【りげいん】

三共製薬が開発・製造・販売している24時間戦うためのアイテム。

リニア【りにあ】

リグのパワーアップユニット。それぞれの呼び名は、本体に張られた動物のシールで決まる。ZTT最盛期にはクマ、ゾウ、ヤマアラシ、ハリネズミ、カニなどがいたが、経年劣化によりクマを除き他界なされた。

量子テレポーテーション【りょうし てれぽーてーしょん】

量子力学用語。

「そこにあるはずのものが消えている」という現象を説明することができる。つまり、物体は多様な状態を重ね合わせて保持しているが、「そこにない」という状態を観測することによって、それが落下していたということが決定するわけだ。

レインボー【れいんぼー】

つくばセンター南方デイズタウン1階にある研修所。

ローテータ【ろーてーた】

50MHz以下で使われる「八木アンテナ」は、指向性といって電波が良く飛ぶ向き、良く受信できる向きが決まっている。なので、色々な地域と交信するためにはアンテナを回転させなければならない。ここで用いるのが「ローテータ」である。コンテストでスコアの伸びが悪かったら、アンテナを回してみるのも一つの手かもしれない。ちなみに、ローテータのコントローラには東西南北の向きが刻印されている。アンテナを刻印通りに動かすには「北合わせ」が必要だが、方位磁針は必要ない。なぜなら、F棟からも良く見える我らが筑波山の、二つの峰の間が大体北だからだ。

ログ【ろぐ】

コンテストの記録。交信(QSO)について、時刻、相手のコールサイン、コンテストナンバーなどを記録し、所定の形式に変換してJARLに提出すると、コンテストに参加したことになる。JARL(コンテスト主催者)は、これを基に順位を計算したりするわけだ。

「おうちに帰ってログを出すまでが、コンテストです」

6m&DOWN【ろくだん】

JARL主催、6m AND DOWNコンテスト。毎年7月に行われている。4月のALL JAコンテストが50MHz以下のバンドに限定されているのに対し、こちらは50MHz(λ=6m)以上のバンドのみで行われる。ZTTで運用できる該当バンドは50MHz, 144MHz, 430MHz, 1200MHz, 2400MHz, 5600MHz。周波数が高くなればなるほど電波は直進・反射しやすくなるので、筑波山反射の技が楽しめる。

ロト6【ろとしっくす】

センター国語、1アマなど各種マークシート式試験をこのように言う。古文や無線工学などの意味不明な科目は、つまるところ宝くじのようなものだからだ。

あるふぁべっと

ABさん【えーびーさん】

今は亡き、かつてのZTTの顧問。本名市川先生。終戦後日本で始めてアマチュア無線の免許をもらった五人のうちのひとり。アマチュア無線の世界では超有名人であるため、ハムフェアで稀にこのお方の話をする人が出現する。

Action Bander【あくしょんばんだー】

無線の受信に命をかけてる奴のこと。ただ、その内容は一般の無線とはかけ離れたものであって一歩間違えると電波法違反にもなりかねない。ZTTにも数人いるとかいないとか。良い子は真似しないように。

CW【しーだぶりゅー】

電話(Phone)に対する電信。いわゆるモールス信号による通信のこと。電話に比べて対ノイズ性能がいいため、古くから使われてきた。「ト」(短点)と「ツー」(長点)を組み合わせた音は、一度くらいは聞いたことがあるかもしれない。「ラ○ュタ」でム○カ大佐がやっているアレである。業務用途では最近は高性能なデジタル通信に取って代わられつつあるが、アマチュアの世界ではまだまだ現役。コンテストでCWの嵐(Pile:パイル)を華麗にさばいていると、いつの間にかネ申と呼ばれるようになる。

ADコンバータ【えーでぃーこんばーた】
  1. 黙っていても来る単位を落としてしまう奴のこと。情報処理関係の単位にありがちである。
  2. 誰でも、見境無く落とす厳しい先生のこと。数学関係に多いとか。
ADS【えーでぃーえす】

オートマティック・代返・システムの略。あまりにも多い欠席数のため、自分がいないと心配した友人が自動的に代返してくれるシステム、または消えてしまった友人のために代返すること。AADS(アンチADS)が完備された講義では、斬られる原因となることも。

Deutsch【どいちゅ】

第二外国語で課せられる科目。第二外国語自体なくなっている学類が多く存在し、みんな初めこそははりきって申請するが、あまりにもいじめてくれるので、いつの間にか“ちょっきん”する。誰が始めに4.5単位とるか楽しみである。

FD【えふでー】

Field Dayコンテスト。毎年8月に行われている。移動運用の場合はスコアが2倍になるという特典がついているので、ZTTは毎年大学を飛び出して参加している。

通常のコンテストは自らの体力や気力・技術との戦いだが、FDは基本的に虫との戦いである。

FM【えふえむ】

Frequency Modulation(周波数変調)方式。いわゆるFMラジオと同じ方式で、これも電話に使われる。ZTTでは、430MHz以上ではSSBよりもFMがよく使われている。音質はSSBに比べてクリアだが、その分占有帯域が広いという欠点がある。FMで周波数を調整するときは、リグのメインダイアルではなくてCh(チャンネル)ダイアルでやるのがベター。

FM-11【えふえむ じゅういち】

ZTTのコンピューター。何十年前の最新型。

FOX【ふぉっくす】

電波を使ったオリエンテーリングの親戚。無線と読図の能力と体力が必要不可欠。運動不足の解消にはもってこい。過去、ZTTは県大会で優勝した猛者もいた。

筑波大学周辺は、オリエンテーリングに持って来いの広さと複雑さを兼ね備えているので、ZTTでは近々「つくばFOX」を開催しようと計画している。

君も、上位入賞で海外へ遠征しよう!

FP-1100【えふぴー いっせんひゃく】

ZTTの漬物石。「使えねー、このボロFPがさー。大きいだけの電卓だよー。」みんなみ文句を言われながらも、反論せずじっと耐えているZTTのコンピュータ。

JARL【じゃある】

社団法人 日本アマチュア無線連盟。ハムの局免許を持つとここに加入することを勧められる。入会するとたまにJARL NEWSが送られてきたり、コールが入った札をくれたり、QSLカードを転送(ビューロー)してくれたり、ハムフェアに出場できたりする。ただ、会費は決して安いものではないので、これらの特典に興味が無いハムは入会しなくなってきており、アマチュア無線自体の人気と相まって、近年会員数が減ってきているらしい。

JSD【じぇいえすでぃ】

ZTTの下部組織「事務作業同好会」の略。JSDでは若い有能な事務作業員を広く求めている。

K7SS【けーせぶんえすえす】

「アナタノトモダチ。ヨバレターイ。」

KH6XX【けーえっちしっくすえっくすえっくす】

オセアニア最大のアマチュア無線電話局。DXコンテスト時の迫力ある運用は一聴の価値あり! 「キング・ヘンリー・シックス・エックスレイ・エックスレイ」を0.5秒以内でしゃべるその早口は、大半の日本人にはヒアリング不可能。

Q符号【きゅーふごう】

アマチュア無線で黙認されている暗号通信。

QMA?【きゅーえむえー】

ZTT独自のQ符号の一つで、「そちらは、本日は登校しますか?」の意。返答は「はい。こちらは登校します」の形式による。

QRZ?【きゅーあーるぜっと?】

これも「Q符号」の一種。「誰がこちらを呼んでいますか?」の意味で、(自分のCQに対して)誰かが応答していたかもしれないけど、よく聞こえなかった……という時に使われる。

講義で指名された時にこれを使うかどうかは、人による。

QSL【きゅーえすえる】

アマチュア無線には「Q符号」という、Q(けべっく)から始まる一種の省略表現がある。QSLもこの一種で「そちらは受信証(QSLカード)を送れますか?」の意味である。が、普通は「QSL」や「カード」と言ったら「QSLカード」を指す。アマチュア無線の習慣の一つに、「交信できた」ことを記念して、双方の局が「QSLカード」というポストカードのようなものを送りあうというものがあるのだが、このカードのこと。コレクションしている人も結構いるようだが、個人局ならまだしも、非常に多くの局と交信することになる大学社団局ともなると、送る・受け取るQSLカードの量は膨大となり、コンテストの度に大変な作業になっているのが現状である。ただ、中には趣向を凝らしたカードを送ってくる人もいて、眺めていると、それはそれで結構面白かったりもする。

Sign【さいん】

筑波に受かる学力の持ち主ならサインと読む。決して「全市全郡コンテスト」(通称:市郡)のことではない。

SSB【えすえすびー】

Single Side Band。AM(振幅変調)方式の一種で、アマチュア無線で良く使われる電話の方式。搬送波の周波数に対して上側の側波帯(帯域)を使うか下側の側波帯を使うかでそれぞれUSB(Upper Side Band。Universal Serial Busではない)LSB(Lower Side Band)に分かれており、前者は主に10MHz以上、後者は7MHz以下で使われる。音質はあまり良くないため、遠隔地との交信だとうまく聞き取るのに苦労することもある。

T.C.P.変換【てぃーしーぴーへんかん】

「和風きのこ雑炊」と聞こえる音波が、空間の歪みによって店員の耳に達するまでに「タンドリーチキンピラフ」と聞こえる音波に変換される現象や、その類似現象をさす。

TS-930V【てぃーえす きゅうさんまるぶい】

ZTTの最強のリグであるはずなのだが、大変デリケートで壊れやすい。病気がちなのか、よく熱を出すので使用に関しては強制冷却装置を使用する必要がある。最近、機嫌が悪くなったときに斜め45度からチョップを入れられることが多く、「叩いちゃいや!」と叫んでいる。

Utarc 11【うとらっく じゅういち】

コンテスト時のDupe Check、Multi check、CW送信などなど、今まで手作業でやっていたことをパソコンで効率的にできることを可能にしたソフト。春日softの社長が作ったスグレ物。

VSWR【ぶい えすだぶりゅーあー】

Voltage Standing Wave Ratio(進行波対定在波比)。「エス」と呼んだりもする。電波はリグとアンテナを適当に結線すれば勝手に出て行くわけではなく、必ず一定の割合で反射され、配線の中で定在波となってしまう。これはアンテナや配線におけるインピーダンス・マッチングが取れていないことなどが原因であるが、戻ってくる分が余りにも大きいと、エネルギーが無駄になるばかりか、リグが故障してしまうこともある。なので、アンテナを組み立てたり配線の長さを決める際には、必ずこのVSWRというパラメータを測定しなければならない。1.0が理想的な状態で、最悪の場合は∞になる。一般的には1.5、高出力の場合には1.1程度までに抑えるのが望ましい。勘のいい人は分かると思うが、VSWRは信号の周波数に依存して変化する。ある周波数では1.0だったものが、他の周波数では2.0にも∞にもなるのである。だからこそ、周波数(バンド)ごとにアンテナや配線(ケーブル)が存在するわけだ。

ZTT【ぜっとてぃーてぃー】

筑波大学アマチュア無線クラブそのものを指す。JR1ZTTのサフィックスによる。イギリスに同名のレコード会社があるが、もちろん全くもって無関係。ちなみに、筑波大学アマチュア無線クラブであって、決してアマチュア無線”’部”’ではないので注意!!

ZTT Log【ぜっとてぃーてぃー ろぐ】

ZLOが開発したzLogを超えることを目指して開発進行中のソフトウェア。2年にわたる歳月を経て、先日開発企画書が完成した。

ZTT標準時【ぜっとてぃーてぃー ひょうじゅんじ】

ZTT Standard Time(ZST)のこと。筑波標準時(TST)にほぼ同期し、1日は22~26時間の間で変動する。集合時間を決定する際には、ZST<–>JST間の変換が必須となるが、この変換には誤差がつきものである。ZTTメンバーがZSTに基づいて行動しているのは言うまでもない。