筑波大学電気通信研究会の活動
普段の活動では無線通信の他に、電子工作や好きな話題について発表会をしています。
夏には1泊2日でキャンプをします。七輪を囲んで焼肉しながら行う通信は粋なものです。
年に数回コンテストにも出ます。といってもガチで参加しているわけではなく、冷やかし程度なので安心して下さい。
活動日は毎週水曜日 18:30から、場所は第三エリア A棟(3A棟)5階の部室(3A501)又はTeamsにて行っています。
電子工作・発表について
電子工作や発表会は、主に部長が趣味でやっています。特にコンピュータアーキテクチャや半導体など、デジタル回路をメインに取り扱っています。
アマチュア無線ってなに?
映画好きの方は、戦争映画で味方を呼ぶシーンを想像するのでしょうか。無線機で連絡し合うことを、交信といいます。別に戦争しているわけでも仕事に使うわけでもないので、アマチュア無線では何でもないおしゃべりがメインです。このおしゃべりは、マイクとスピーカーでお話をするものと、「トン」「ツー」で文字を送りあう「モールス信号」とがあります。アマチュア無線でやることと言えば、基本的にはこれです。
アマチュア無線は理系専門なんじゃないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、天気・季節の違いで電波がどう飛ぶかを調べたり、アマチュアの人工衛星で電波を反射させて地球の裏側と交信したり、巨大なパラボナ・アンテナを作り、強力な電波を月に当て、更に地球に跳ね返ってくる電波を利用して超遠距離の交信(EME:Earth Moon Earth)をしたりする人もいます。そのような場合には高度な知識が勿論必要になってきます。 しかし、後述しますが、免許を取るのにも実は専門知識は全然必要ありませんし、数学・物理などの知識より、経験がものを言う趣味です。ちょうど、フルートを演奏するのに、空気の力学や音響工学の知識が必要ないのに似ていますね
大会(コンテスト)
体育会系のクラブに大会があるように、アマチュア無線の世界にも大会があります。例えば、24時間の制限時間内でどれだけの無線局(無線の交信をしている場所です)と交信できたかを競います。たくさんの人と交信するためには、例えばアンテナを高性能なものにしたり、ノイズが多いところから声を聞き分ける技術が必要になったりします。その技術を磨き、機器を整備することに生きがいを感じる人もいたりします。
大会には、ひたすら交信するものの他にアンテナを持ち野山を駆け巡って発信器を探す(=狐を追いかける)FOXテーリングという種目もあります。オリエンテーリングのアマチュア無線バージョンです。
おわりに
電気通信研究会は初心者大歓迎です!少しでも電子工作やアマチュア無線に興味を持ったら、ぜひ「第三エリア A棟(3A棟)5階の部室(3A501)」まで遊びに来てください。いつでも歓迎です。